2017年度の受験を終えて 今思うこと🖌

前回のブログに加え今年は多様な大学に合格しました。追加として、広島大学歯学部、徳島大学医学部栄養科、京都教育大学、私立は重複はありますが、関西学院大学6学部、関西大学立命館 大学、龍谷大学近畿大学甲南大学、日大等です。

今年の受験を終えて改めて感じることは国立医学部医学科に合格することは、年々、全体の受験者数が減少しているにもかかわらず、難しくなっていることです。それもそのはずです。今年の国公立・私立大学の医学部を目指した総受験者数14万3千人強だったそうです。毎年、子供の数が減り、受験者絶対数は減少し続けているにもかかわらず、十年前より、4割増えているのです。志願倍率は15.2倍です。つまり、医者になりたいと希望する人が医学部に入るには本当に高い壁を乗り越える必要があります。国公立医学部となるとさらに困難になる訳ですから簡単に受かるはずはありません。過去に多数の国立医学科を出した経験から、久しぶりに、今年は複数人の合格者を出せると予想していました。しかし、合格確実(英語の点数は97%と94%)と期待していた生徒が夢叶わず、結局、国立医学科は1人に終わりました。全ての教科で高い点数を取る必要があり、今や国立医学科に合格することは東大に入ることと変わらず、時にはそれ以上の難しさを感じるのは当然なのかもしれません。

センター試験英語では194点が最高点でしたが、4人の生徒が90パーセント以上出したことや、当塾の強みである二次の英作文力を武器に大逆転で前述した徳島大学医学科に合格したことは喜ばしいことでした。
それ以上に嬉しく今年一番印象に残ったことは、高校にまともに行けなくて私の所で浪人することになった女子生徒のことです。
一年前はセンター試験で40パーセントを出しかねていたにもかかわらず、一年後の今年のセンターで82パーセント(164点)出し、本人の念願であった関西学院大学に入学したことです。
又、二浪目を任されることになった生徒も、関西学院大学合格を果たしたことは私にとって、普通の生徒が東大や医学部に入る以上に意義があると感じています。
入塾時の成績、バックグラウンドで差別することなく、これまで同様、強い英語力を身に付けさせることで、担当する生徒の進路選択の幅を広げる努力を続けるつもりです。

追) 尚、丸亀大手前中三(現、高一生)の最後の英語試験での単独一位は当塾の生徒です。