2010年度 合格実績等  

今年は、昨年と異なり、卒業生が少ないこともあり、小さな個人塾らしい実績となりました(笑) 予定していた東大や我が塾の特徴である国立医学部が出なかったことを少し残念に思っています。しかし合格してきているレベルは高く、自分なりに納得しています。
 丸亀高校の理系で1番を何度か出した生徒は、東大ではなく、自分の進みたい部門が東京工業大学にあるとして、そちらに進みました。周囲の反対もありましたが、自分の意志を貫く強さを持つ、申し分のない子でしたから、すんなり合格しました。
 受験に関係している人なら私立の医学部に入る難しさはご承知と思われますが今年は久留米医科大と福岡医科大に合格しております。
 私立大学は最高峰の早稲田(政経)・慶応(理系)さらに教師を目指す女子生徒は津田塾大(英文)に合格しています。(3月15日記)

 前期で思いがけない結果となった生徒も、英語一本勝負の後期日程では、次のような素晴らしい成果を出してくれました。入塾時の面接で<英語はここでみることになれば必ず伸びる、伸ばしてきています>を標榜している塾らしいものになりホッとしています。昨年に続き、東京外国語大学1名、大阪大学(外国語学部)2名です。数人の枠を、厳しい、高い倍率で競う英語だけの試験で合格したのですから、特別な思いがあります。さらに高い所を目指し浪人を選んだ生徒もいます(3月23日記)


最近入塾してきた坂高の生徒と保護者から少し教えられたことがあります。1年前から我が塾のことは知っていて、(不必要であるにもかかわらず)紹介者までわざわざ探されたそうです。しかし連絡するとなるとためらい、最近になって思い切って電話したというのです。ためらった理由が実績から見て、自分の成績では無理で、ついていけないと思われたそうです。医学部の実績を前面に出しているためそのように思う人もいるのかと自省しました。他のところで書いているように、成績の悪い生徒を上げるのが塾の役目です。使用前・使用後ではありませんが入塾前と入塾後の成績上昇の素晴らしい格差を楽しみに日々努力している人間です。また1人2人の個人レッスンですから生徒間でレッスン内容を比べることがないですし、各人にあった進めかたをしているのが特徴です。(3月19日記)


少人数の個人塾ですが、通塾範囲の広さだけは大手塾並です(笑)東は高松近郊から最西端は愛媛県今治でした。徳島県の池田からの生徒もいましたし、今もいます。ただこれらの生徒は丸亀の高校に通う生徒がほとんどでした。今年は、新居浜西高校に在籍する生徒が、特急を使い時間をかけてまで
我が塾のノウハウをマスターしたいと通って来ています。評判を聞かれて来たとのことで、嬉しくもありますが、責任も感じています。今迄の経験から通塾に時間のかかる生徒はよく伸びています。帰る道中が無駄にならないようにその日の復習をすることを強く指導しているからかもしれません。英語が得意科目になるのは時間の問題です。この生徒に限らず、どの生徒も注意深く、個性を生かしながら、育てている毎日です。(7月27日記)