2011年度 合格実績 等 

今年度の合格実績は以下のとおりです。国立大学は 東京大学(文2)  大阪大(外国語学部) 信州大学(理工) 大阪教育大学(学校教員) 島根大学総合理科) 富山大学(理工) 北見工業大学(工)です。    
  私立大学は(一部重複あり)慶応(法) 同志社(3学部) 同志社女子大(英文) 関西学院  明治大学 明治学院などです。
また医療系は 兵庫医科大(医学科) 麻布大学(獣医) 川崎医療(リハビリ)です。    上記のほぼ全員がここで身につけた強い英語力が決め手になっています。(3月29日記)
 しかし今年最も印象に残ったことは同志社大学の神学部に進んだ生徒の合格です。この生徒は小学校5年頃から、学校に行けず、通信課程で高校資格を得た生徒です。英語を中心に世界史等も指導しましたが、吸収力のある、素直で、真面目な生徒でした。合格後も京都に行く直前まで実践的な英語を私のところで勉強していました。自分を真剣に見つめてきただけに、神学部は本人が行く必然の学部でした。将来は恵まれない子のために役立ちたいとして海外ボランティアをする夢を持っています。
塾の宿命上、どうしても医学部、難関大学(東大等)を前面に出してしまいすが、席が空いている限り、私を頼りにしてきた生徒を学校等で差別したことはありません。それぞれの子の持つ個性を大切にし、長所を伸ばすことで自信を持たせ、より高いレベルに行ける手伝いをしています。

東大に合格した生徒は中学一年からみてきた生徒ですが、中学時代は決して目立つ存在ではありませんでした。ただこの生徒のすごいところは学年が上がるごとに成績も上がり、落ちることを知らない、稀な存在でした。2次の入試直前に、英作、英語小論等をしますが、この生徒は素晴らしい文をどんどん仕上げてきました。友人のカナダ人とアメリカ人に見せたところ、ほとんど修正が必要ないレベルであると感心していました。毎年思うことは中学から来た生徒は厚みがあり、最後は強いということです。今年もそうですが過去5年間を見渡しても一流大学に入った生徒は大半が3年以上在籍した生徒です。


(2012 1月記)少人数ながら今年もセンターの英語で90%(180点)以上だす生徒はいますが、他の教科が平凡なため例年のようにはいかないと思っています。しかし来年、再来年は相当な結果が出るのはほぼ間違いないと確信しています。高2、高1生徒の中には、今はまだ英語はごく平凡ですが、伸びる要素を持つ生徒が何人かいます。塾の使命は伸ばすことです。学年が上がればトップクラスにする使命は果たせると思います。どちらかと言えば、これまで丸亀大手前生の割合の多い塾でしたが、最近丸亀高校の生徒が目立ってきました。大手前高校では過去に2,3回経験したことですが、丸亀高校でも一学年にベストテンに3人くらいが入る経験ができることを楽しみに努力しています。高1生の一人はすでに英語がコンスタントに学年3番以内を出していますし、2年前に34万に以上が受けた試験で全国2位をとった(2009年実績参照)生徒とタイプの似た生徒もいますので期待できると考えています。(2012 1月)